耐震住宅 P&C-MJシステム

パネル＆コントロール-メタルジョイントシステムの略になります。木造軸組工法の高性能化と合理化・工業化を同時に実現したシステムで、伝統的な木造軸組工法に先進の技術と素材を融合させました。

金物工法（メタル・ジョイント）は、木造軸組工法の従来からの継手・仕口を金物に置き換え剛接合にした工法です。接合強度は従来仕口の約1.5倍。構造材の仕口の断面欠損が極めて小さく、高い耐力が得られます。

躯体全体をひとつの箱にした「モノコック構造」

門型ラーメン工法は、従来だと鉄骨造・鉄筋コンクリート造等を用いるしかなかった大空間・大開口設計を木造建築物でも可能にしました。広々としたリビング、店舗や事務所との併用住宅、狭小敷地でのビルトインガレージ等、自由自在なプランニングを実現します。

良質で、永く住み続けられる家。これからの住宅は、家族のライフスタイルの変化に対応できる可変性を備えていることが大切です。歳月によって変化する暮らし方に対応できる「柔軟性」とそれを支える「堅牢性」。『P&C-MJシステム』は、基本性能にこの2つの大切な資質を備えています。

構造用集成材（エンジニアード・ウッド）は原材料である木材を挽き板にし、接着積層した木材製品です。積層することにより、天然木の欠点である大節・割れ等を取り除き品質を均一化して強度を高めます。その強度・品質等は、さまざまな角度からの科学的データで実証されています。

連続5回の巨大地震波にも耐え、驚異的な耐震性能を実証

P&C-MJシステム、門型ラーメン工法での建築過程を画像で紹介しています。